ナギです。
FX基礎講座【第2回】は、
- 円高と円安について
- チャートとローソク足
について解説していきしょう!
これからFXを始めたいという初心者の方に、まず知っておいてもらいたいFXの基礎知識を説明していきますよ。
いまさら人に聞けない、
「円高」や「円安」ってどういうことなの?
といった疑問もこの記事を読めばスッキリするはずです。
続いて、見たことはあるけれど意味はよくわからない。FXと株式投資の両方で使われている謎のグラフ。
ローソク足チャートについて
初心者の方にまずは知っておいてもらいたい内容を解説しています。
それでは、早速みていきましょう!
円高・円安とは
経済ニュースを見ていると、「円高」、「円安」といった言葉をよく耳にしますよね。
いっったいどういうことなのでしょうか…?
文字通り「円高」は円が高くなっている。「円安」は円が安くなっていることなのですが、実は抜けている情報があるのです。
それは、何に対して円が高く(安く)なっているのか…?
の相対する部分を省略している場合が多いのですね。
殆どの場合、「対ドル」に対して。になります。
ですので、「円高ドル安」、「円安ドル高」を省略して「円高」、「円安」ということがほとんどです。
※円高・円安イメージ画像
これは、「ドル」が世界の基軸通貨(基準となる通貨)になっていますので、ドルを基準にして今どうなのか?を考えることが一般的だからですね。
「円高ドル安」
というのはドルに対して円の価値が今までより高くなっている状態。
「円安ドル高」
というのはドルに対して円の価値が今までより低くなっている状態を表しています。
・どちらが良いのでしょうか…?
・またそれによって我々にどんな影響があるのでしょうか…?
どちらが良いのかは、それぞれの立場によって変わってきます。円高を歓迎する人もいれば、困る人もいます。逆もしかりですね。
海外旅行が好きな人や、外国から輸入して利益を出している企業にとって円高は嬉しいお知らせになります。
逆に、海外から日本に来る旅行者や輸出して利益を出している企業にとって円高は悲しいお知らせ…となるのですね。
- 円高 = 円の価値が上がる
- 円安 = 円の価値が下がる
になります。
それでは、ちょっと極端な例で見ていきましょう。
1ドル = 100円 が 1ドル = 50円
になりました。(実際に起きたら大パニックですが…)
これは「円高」でしょうか…?
それとも「円安」でしょうか…?
少し考えてみてください。
答えは…
「円高」ですね。
表記されている金額が100円から50円に下がったので、「円安」になった!と答えた方もいるかも知れません。
レートの変化で今まで1ドルを購入するには100円必要だったのが、50円で購入できるようになりましたよね?
つまり、100円で2ドル購入することが出来るようになったのです!円の価値がドルに対して2倍になっているのがおわかりでしょうか?
円の価値が上がっていますので、この場合は「円高」となります。
海外旅行に行ったときに、
100ドルのホテルに泊まるには10,000円必要だったのが5,000円で泊まれてしまうのです!
お得になりましたよね。
外国から輸入したり海外のサイトからショッピングをする際も、
100ドル = 10,000円の商品が5,000円で買えますのでお得です。
しかし、逆に海外から訪れる外国人観光客や輸出している企業の立場からすると、
100ドル = 10,000円 で泊まれていた日本国内の旅館が、
200ドル = 10,000円 になってしまいました…。100ドル払っても、
100ドル = 5,000円 になるため、同じ予算では5,000円のホテルになってしまいます。
輸出して外国にモノを売る場合も、同じ商品なのに相手からすると値段が上がっていますので売りづらくなってしまいますよね?
現実には為替レートがいきなり2倍や半分になることはあり得ないのですが、実はドル円のレートが1円変わるだけでも経済に与える影響はとても大きいのです。
日本を代表する輸出企業のトヨタの場合、この為替レートが1円変わるだけで年間の営業利益が数百億円変わってくるといわれています。
ですので、必ず毎日ニュースでドル円のレートが取り上げられているのですね。
・昔は1ドル=360円の固定相場だった!!
僕の産まれる前のことになりますが、昔はドル円の相場が今のように変動相場(レートが変化する)ではなく固定相場(レートが固定)の時代がありました。(1973年より変動相場へ移行)
その時のレートはなんと…
1ドル = 360円
です!!
現在の相場(1ドル=100円~110円前後)と比べると、3倍以上も違います。
さきほどの海外旅行の例で考えると、100ドルのホテルに泊まるには36,000円も必要なわけです。「夢のハワイ!!」と言われていた時代ですね。
変動相場が採用されて
1ドル = 300円台
だったのが、日本の経済成長とともに徐々に変化していき現在のレートに至るのですね。
相場は天気みたいなもの
FXの市場や株式市場の相場は刻一刻と変化しています。
落ち着いた値動きの時間帯や日もあれば値動きが激しい時もあります。天気や季節が移り変わる様に似ている感じがしますね。
晴れ模様の安定した相場の時もあれば、突然天気が変わり荒れ模様に転じることもあります。相場が大きく動くときには、何かしらの原因があることが多いです。
経済に大きな影響を与える各国(特にアメリカ、欧州)の要人発言であったり、大災害や大きなアクシデント、国際間の極端な緊張の高まりであったりと理由は様々となります。
天候と同じように、常に晴れ模様が続くわけではない。と理解しておくことが大切になります。(ここ重要!!)
相場において一つだけ確実に言えることは、今までもこれからも相場は
「上がったり、下がったり」
を繰り返し続けるということです。これだけは断言できます。
「チャート」と呼ばれる、過去の為替レートをグラフに表したものを見るとよくわかると思いますが、横一線に推移することも、ひたすら一方向にまっすぐ直線で推移することもありませんよね。
常にジグザグな軌道を描いているのがわかると思います。
※チャート画像
しかし、いつ上がるのか(下がるのか)?や、どこまで上がるのか(下がるのか)?
は残念ながら誰にもわかりません。
例え、予測を立てることは出来たとしても、未来予知を完璧に出来ないのと同じですね。
ウォール街の敏腕トレーダーでさえ相場の動きを確実に予見することは出来ないのです。
あくまで仮説を立て、今後の値動きを予測しているに過ぎません。但し、一般のトレーダーよりその精度は遥かに高いのは間違いありませんが…。
ですので、上がるか下がるかを当てることよりも、相場が予想と違う動きをしたときにどうするのか?
を事前に考えておかないといけません。
これはFXや株式投資を行う上でとても大切になります。(ここ重要ですよ!)
詳しくは、もう少しFXの基礎を勉強してからのほうが理解しやすいと思いますので、ここでは
- ポジションを取るときの「入口戦略」と
- ポジションを手放すときの「出口戦略」が大切になる。
ということをしっかりと覚えておきましょう!!
チャートとローソク足
チャート
続いては、FXトレードや株式投資において必ず必要なチャートとローソク足について見ていきましょう!
「チャート」とは為替レートの値動きをグラフで表したものになります。
※チャート図
もう少し詳しく説明すると、過去の為替レートの値動きを横軸を時間、縦軸を価格にしてグラフで表したものですね。
グラフ化されていますので、ひと目見てすぐに為替レートの動きやトレンドがわかるようになっています。
必ず、このチャートを見てトレードを行っています。
チャートを制するものはFXを制す!!
と言っても過言ではありません。
それほど、FXで成功するためにはチャートを正しく見ることが大切です。
トレードをする際に参考にする一番基本的な要素でありながら、非常に奥が深いものなのです。
チャートはFXの世界では地図のような存在になります。
しかし実際の地図と大きく異なるのは、今まで歩いてきた道と現在地は記されていますが、
これから進む道は白紙の状態である。
という点です。
チャートの見方について掘り下げていくと、とても情報量が多くなってしまうので、まずは、FXのトレードにおいてチャートを正しく読めることが何よりも大切なんだ。
ということを、覚えておいてください。
チャート表示の仕方は時間ごとに、
1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、1日、1週間、1ヶ月
と表示を切り替えられるのが一般的ですね。
5分なら5分足、1時間なら1時間足。という呼び方をしています。
ローソク足
チャート表示の中でもよく使われるのが「ローソク足」になります。
ローソク足チャートとは、その名の通り見た目がローソクの形に似ているチャートのことですね。
※ローソク足チャートとローソク足
ローソク足は指定された時間の値動きを視覚的に表してくれています。
ローソクに含まれる情報は以下の4つとなります。
- 「始値」
- 「終値」
- 「高値」
- 「安値」
そしてローソク足には2つの種類があります。
- 値上がりした場合・・・「陽線」
- 値下がりした場合・・・「陰線」
にと呼ばれています。
指定した時間の間で値上がりして、始値より終値のほうが高かった場合は「陽線」、値下がりして始値より終値のほうが安かった場合は「陰線」と呼びます。
背景が白いローソク足チャートだと、(通常)陽線は白色、陰線は黒色のローソク足になります。
※チャートの背景色を変えると色が変わったり、ご自身でカスタマイズできたりしますよ。
上に出ている線のことを「上ひげ」、下に出ている線のことは「下ひげ」と呼びます。真ん中の四角い部分を「胴体」とか「柱」と呼んだりします。
このローソク足が過去のレートを表していて、指定した時間ごとに連続して並びジグザグしたグラフの見た目になっているのがチャートになります。
ローソク足チャートから読み取れる過去の為替レートから今後を予測をするのですね。
ここでのポイント!
・チャート分析は超重要!!
・そして、奥が深い!!
基本を大切にしましょう!と言うことですね。
ちなみに、ローソク足チャートは日本発祥で諸説ありますが、江戸時代に米の先物取引で本間宗久氏が考案されたといわれています。
日本人の間で一番よく使われているのはローソク足チャートでしょう。欧米などでは「バーチャート」という表示形式を好んで使う方もいます。その他、折れ線グラフ表記の「ラインチャート」というものもありますね。
※ローソク足、バーチャート、ラインチャート図
今回のFX基礎講座はここまでとなります。
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【第3回】FX基礎講座
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