ナギです。
今回は、市川ひかり氏による1日10秒の作業で最低月収60万円以上!
ダイヤモンドファンド
についてレビューしていきます。
ダイヤモンドファンドの概要
ダイヤモンドファンドは、1日たった10分、スマホをタップするだけで最低でも60万円が稼げると宣伝されています。案内ページの説明は以下のとおりです。
あなたがすることはスマホをタップするだけ
作業ゼロ・ワンタップで即日入金!
会員サイトに登録しボタンを押すだけで
最低月収60万円以上の臨時収入が発生!
今必要な金額を最短即日入金!
いつでも、誰でも、今すぐでも!
世界最先端の即日入金システム
Diamond Fund
ダイアモンドファンド
完全無料のダイアモンドファンドで
今すぐ稼いでみませんか?
登録いただいた方全員に
今だけ5万円プレゼント
販売者:記載なし
運営責任者:市川ひかり
所在地:記載なし
連絡先:080-4922-2811 (お問い合わせはメールにてお願い致します)
メールアドレス:diamondfunditikawa@gmail.com
ダイヤモンドファンドの特徴
案内ページで紹介されている、市川ひかり氏によるダイアモンドファンドの特徴をまとめると以下のとおりです。
- スマホをタップするだけ
- 最低月収60万円以上
- 1日10秒の作業で毎日2円が稼げる
- 登録者に5万円プレゼント(期間限定)
- 費用永久無料
- 知識不要
案内ページでは、具体的にどのカテゴリーで稼ぐ手法なのかについてはいっさい説明がありません。
この時点で以前記事にまとめた「関わってはいけない投資案件の特徴3選」に当てはまっているような気がしますが、1日わずか10秒でしかも最低月収が60万円も稼げて、さらには5万円までプレゼントされるとは、いったいどんな手法なのでしょうか?
[keni-linkcard url=https://nagiblog.net/explain/suspicious-investment.html]
も少しだけ調べてみることにします。
ダイヤモンドファンドに登録してみた
案内ページの説明をいくら読んでも、ダイアモンドファンド(Diamond Fund)が具体的に何をして稼ぐ手法なのかにつてまったくわかりませんので、メールアドレスとライン登録をして詳細について調査を進めてみます。
2つのLINEアカウント登録を促され、ひとつは「Diamond Fund 市川」というアカウントで案内動画へのリンク。もうひとつは「Diamond Fund 会員登録案内」というアカウントで、1日2万円が稼げるというダイアモンドファンド会員サイトへのログイン用となっています。
案内動画の内容をまとめると、
- ビジネスモデルはダイヤモンド投資
- 市川ひかる氏自信がロシア、オーストラリアなどにダイヤモンド採掘場を所有している
- 採掘したダイヤモンドを卸会社に販売している
- 運用資金・システム利用料はいっさい必要なし
- 100%着実に価値が上がり続けている
- 運用資金5万円を会員口座へプレゼント
といった内容でした。インタビューアーとダイアモンドファンド創設者の市川ひかる氏供にセリフが棒読みで、とても芝居じみた動画なのがいちだん怪しさを際立てていました。(^_^;)
ちなみに案内ページでは「ダイアモンドファンド」と表現されていますが、LINEや動画内では「ダイヤモンドファンド」という言葉になっています。
この辺りもあえて言葉を変えることで、事前に逃げ道を作っているのかとさえ疑ってしまいますね。
また、もうひとつのラインアカウント「Diamond Fund 会員登録案内」では、実際に1日1回稼ぐことができると案内されています。
※LINEメッセージ一部引用
【重要】会員登録お願いします
ご登録ありがとうございます
ダイヤモンドファンドサイトの登録は下記からお願い致します【ダイヤモンドファンド会員サイト】
http://diamondfund…今日から毎日1日1回「運用開始」を押して稼ぐ事ができますので
毎日実践していきましょう!
下記コードを入力して、ログインしてください。
プロフィールの口座登録も忘れずにお願い致します※毎日1日1回、必ずサイトにログインをして「運用開始」を押して沢山稼いでくださいね
こちらのサイトはとても簡易的なWebサイトで最初にプレゼントされた5万円が入金されている状態になっています。確かに「運用開始」ボタンを押せば資金は一瞬で2万円ほど増えました。
しかし、こちらはただの簡易的なプログラムで動くWebサイトで、実際の取引おこないお金が増えているわけではないでしょう。
ダイヤモンドファンドをおすすめしない理由
宝石の基本が何もわかっていないビジネスモデルである
ダイヤモンドファンドのビジネスモデルは、市川ひかる氏がロシアやカナダなどに所有する採掘場から採れたダイヤモンドを卸会社に販売することで利益がえられると案内されています。
会員サイトを試しに使ってみると「運用開始」ボタンを押すと一瞬で2万円ほどの利益が稼げるようになっています。動画ではクリックすると自動的に販売されると説明されています。
しかし、わずか一瞬でいったいどのようにして採掘されたダイヤモンドを卸会社に販売して利益が確定するというのでしょうか?
ます最初に僕は、以前に宝石の勉強をしていたことがあり、石をみることが出来たり、宝石ビジネスの仕組みについての知識があります。
そして、採掘場を本当に所有している海外の知り合いの方がいまして、作業員の方に同行してもらい実際に採掘現場の穴の中にも潜ったこともありますので、明らかにおかしい点がすぐにわかりました。
それでは、できるだけ簡潔に本当の宝石ビジネスについてお伝えしたいと思います。
まず、宝石には大きくわけてダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルドなどのプレシャスストーンと呼ばれる高い宝石と、ガーネット、アクアマリン、トルマリン、アメジストなどのセミプレシャスストーンと呼ばれる比較的お手頃な宝石に分類されます。
この2種類の宝石は採掘量や価格も異なりますので、売買のされ方にも少し違いがあります。今回はダイヤモンドですのでプレシャスストーンについて説明をしますね。
宝石ビジネスは、原石を採掘することから始まります。よい原石が見つかれば研磨(カット)されて宝石になり、採掘関係者や原石屋と呼ばれる方の手から宝石商(卸業者やお店)の方へと売られます。
そのあとは、ルースストーン(宝石のみの状態)として商品になる場合もあれば、さらにジュエリーデザイナーが金属部分のデザインや加工をしてジュエリー(アクセサリー)となり、宝石店に並びます。高い石だと既製品ではなく、デザインをオーダーメイドで発注したりもしますね。
実際に僕は、宝石商の方のもとで修行していたことがあるので分かるのですが、ダイヤモンドのように高価な宝石(プレシャスストーン)の売買というのは、どんなに小さな石でも実際に手に取ってひとつひとつ丁寧に評価をしていくものです。
なぜなら、宝石という商品は同じものが2つとない一期一会の世界だからです。
宝石の価値は、重さ(カラット)、研磨(カット)、質(クラリティ)、色(カラー)で決まります。頭文字をとって4Cと呼ばれています。女性の方だと聞いたことがあるかもしれませんね。
僕の修行期間中に原石屋から持ち込まれた研磨済みの宝石の数は、数千個以上ありましたがその全てを手にとってチェックします。
そして、宝石に決まった価格というものは存在せず、常に売り手と買い手の合意でのみ価格は決まるものです。
ですので、そもそも採掘場で採れた宝石を卸会社へ売買する過程を、何の知識も経験もない第3者へ委託する事自体がありえません。
なぜなら、この目利きと交渉こそが経験や実力を問われる、宝石商や卸業者のいちばん大切な仕事だからです。
これが宝石の卸売買の実態です。
しかし、ダイヤモンドファンドのビジネスモデルでは、そもそもどれぐらいの重さ(カラット数)のダイヤモンドを取引したのかさえ不明です。
ダイヤモンドを扱う会社が、この「4C」をチェックせずに売買をすることは絶対にありえません。
そして、ダイヤモンドのようなプレシャスストーンには鑑定書も必ず付きます。鑑定書にはどの機関で鑑定したかや、どういったカットが施されているのか、他にもカラット数や様々な鑑定内容が記載されています。
ダイヤモンドは工業製品ではありません。ですのでクリックして宝石の売買が成立することなどなく、この時点でダイヤモンドファンドは実際にダイヤモンドの売買をおこなったことがないと断言できます。
市川ひかるを始め運営者は、宝石ビジネスのことを何もわかっていないのでしょう。もし採掘場を本当に所有しているのなら、もっとリアリティがあるはずですが宝石ビジネスの基本も理解していない筈です。
僕は以前に採掘から販売までの宝石ビジネスに触れたことがありますので、間違いありません。
他の案件なら、実績データがないことや再現性が確認できない点についてもツッコミを入れるところですが、今回は宝石業界の常識を理解していないビジネスモデルが明らかにおかしいという部分だけで、避けるべき案件と自身を持って判断致します。
ダイヤモンドファンドに関わるのはやめておきましょう!
口コミ・評判
ダイヤモンドファンドに参加して実際に稼ぐことができたという口コミや評判は見つけることが出来ませんでした。
反対に「怪しい」「稼げない」と注意喚起している評判は多いようですね。
まとめ
ダイヤモンドファンドのビジネスモデルは、市川ひかり氏が所有する海外のダイヤモンド採掘場から卸会社への販売をスマホのクリックひとつでおこない、毎日2万円稼ぐというものです。
僕は以前に宝石ビジネスに関わっていたことがありますので、明らかにこのビジネスモデルはありえないと判断できました。
なぜなら、宝石というのは工業製品ではなく同じものが2つとない世界です。
そのなかでも特に、ダイヤモンドをはじめプレシャスストーンと呼ばれる高価な宝石は、ひとつひとつすべてを手に取り個別に価値を評価して、売り手の買い手の双方が金額に合意してはじめて売買が成立する世界です。
宝石の価値は「4C」と呼ばれる、重さ(カラット)、研磨(カット)、質(クラリティ)、色(カラー)で決まります。もちろんダイヤモンドには鑑定書も付きますし、鑑定には時間も要します。
ですので、クリックひとつで卸会社への売買が成立するような事はありえません。ダイヤモンドファンドの運用画面では「4C」どころか、どれぐらいの重さ(カラット)の売買をおこなったのかすら分かりません。
また、毎日決まった量が採掘できる性質のものでもありませんので、取引が常におこなわれるわけでもありません。肝心のダイヤモンドがでてこななければ売買は出来ないのですからね。
このようなやり方でダイヤモンドが取引されることは絶対にありえませんので、ダイヤモンドファンドは実際に宝石を取引してい実態のないビジネスモデルと自身を持って判断できます。
ダイアモンドファンドに関わるのは辞めておきましょう!
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