ナギです。
今回は、株式会社 チャートマスター 根崎優樹(ねざきゆうき)氏販売の
フリスタFX(フリースタイルFX)
について検証していきます。
フリスタFX(フリースタイルFX)の概要
まずは、フリスタFX(フリースタイルFX)の概要から見ていきましょう!
・商材名:フリスタFX(フリースタイルFX)
・販売者名:株式会社 チャートマスター 根崎優樹(ねざきゆうき)
商品の案内ページでは、
- 1日20分のチャートチェックで後はスマホでOK!
- 1週間1~3回程度のトレードなのに、毎月資金は1.8倍!
- 最大リスクは資金の5%まで!
- 超絶シンプルで再現性バツグン!
- 勝率7割!リスクリワード1対10
- ローソク足だけしか見ないシンプルトレード
これらの内容をメールアドレス登録すると、完全無料で期間限定公開中!と案内されています。
フリスタFX(フリースタイルFX)の特徴
検証の結果、フリスタFX(フリースタイルFX)の特徴は、トレード回数を絞り、勝率を高め、1度のトレードで高利益を狙ったスイングトレードであることがわかりました。
具体的な流れは、
- チャートを20分ほどチェック
- 遊んでいる時もスマホでチェック
- 損失を最小限に抑え、利益を最大化
となり、
1週間に2~3回程度のトレードだけで毎月資金が増え続け、元本50万円で毎月40万円(月利:80%)の収入を得ることが出来る。
と案内されています。本当にこれらのトレード手法について無料のメルマガ登録するだけで知ることが出来るのでしょうか?
フリスタFX(フリースタイルFX)に実際に登録してみた
案内ページでは、具体的なトレード手法や必要資金についてまったく触れられていませんので実際に無料のメルマガに登録してみました。
メルマガに登録すると、PDFファイルへのリンクが自動返信で送られてきます。
結論からお伝えすると、残念ながらこのPDFやメルマガを読んでも具体的な手法については、何も知ることが出来ませんでした。
唯一わかったのが、フリスタFX(フリースタイルFX)の特徴として記載した、
- トレード回数を絞り勝率を高める
- 1度のトレードで大きな利益を狙う
- 手法としてはスイングトレード
という点だけです。しかし、それ以外の具体的な手法については書かれていませんので、フリスタFX(フリースタイルFX)に登録しても告知されている結果を出すことはできないでしょう。
そして、フリスタFXのメルマガは、最終的にCMA(チャートマスターアカデミー)という高額有料コースへ誘導されます。こちらの商材は、株式会社チャートマスターが運営しているFX塾のようなものですが、
参加費:348,000円(税込)
と、そこそこ高額なコースになっています。このチャートアカデミーの案内ページで告知されている内容は、
- 1週間で1~3回程度のトレードなのに毎月資金は1.8倍!
- 元本50万円で毎月40万円の収入(月利:80%)
- 1日20分のチャートチェックだけ
- リスクは最大でも原資の5%まで
- 勝率7割、リスクリワード比1:10の手法
となり、無料のメルマガ登録登録ページで案内されていた実績とまったく同じになります。
無料でなにか情報が得られると期待させてメルマガ登録した方へ、CMA(チャートマスターアカデミー)を販売する。という流れになっていますね。
CMA(チャートマスターアカデミー)の案内ページでは、コース内容やトレード手法についてもう少し詳しく説明されていますが、実績などは既に告知されている内容の繰り返しになっています。
CMA(チャートマスターアカデミー)は、4ヶ月のカリキュラムでPDFファイルと動画で学習を進めていくスタイルのようです。
詳しく調べてみて、個人的に問題と感じたのは、このCMA(チャートマスターアカデミー)の手法でトレードを行うにためには「PAチャート」と呼ばれるプラットフォームを使わなければいけません。
そして、このPAチャートは株式会社チャートマスターが日本での独占販売権を持っていて、利用するために毎月25,000円の利用料がかかってくる。という仕組みになっている点です。
CMA(チャートマスターアカデミー)の案内ページにこの事がきちんと記載されていれば良いのですが、このPAチャートが必ず必要な点と、その金額についての案内はありません。
CMA(チャートマスターアカデミー)に申し込んだ参加者は、348,000円を支払って申し込んだ後に毎月25,000円のPAチャート利用料が必要だと知ることになります。
顧客第一で考えている販売業者なら、コース参加後に必要な諸費用については事前にきちんと説明するはずです。
この点は、やはり誠実な販売業者のやり方とは言い難いので、販売者自体の不信感に繋がってくるかと思います。
フリスタFX(フリースタイルFX)おすすめしない3つの理由
株式会社チャートマスターが過去に行政処分を受けている
フリスタFX(フリースタイルFX)と、CMA(チャートマスターアカデミー)を販売している株式会社チャートマスターは、平成26年6月に関東財務局から業務停止命令と業務改善命令を受けています。
関 東 財 務 局
1.株式会社チャートマスター(以下「当社」という。)に対する検査の結果、以下の法令違反行為が認められたことから、証券取引等監視委員会より行政処分を求める勧告が行われました。(平成26年5月30日付)
(1)無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っている状況
当社は、顧客91名に対し、金融商品取引業の登録を受けていない特定の外国証券業者2社の証券口座で外国為替証拠金取引(以下「FX取引」という。)を行うための当社開発の自動売買ソフト(以下「当社ソフト」という。)を販売し、当社ソフトを購入した顧客に対し、口座開設手続きをサポートしていた。
一方で、当社は、当社代表取締役が唯一の株主でありCEOを務める海外法人であるTwins International Ltd.(以下「Twins社」という。)を設立し、当社顧客が当社ソフトを利用して行ったFX取引の取引量に応じた報酬を受領する契約をTwins社と当該外国証券業者との間で締結していた。
この結果、当社が紹介した顧客は、当該外国証券業者との間で当社ソフトを利用して、継続的にFX取引を行うに至っており、当社は、平成23年1月13日から検査基準日(同25年7月9日)までの間、当該外国証券業者から、当該取引の取引量に応じた報酬をTwins社経由で受領していた。
当社が行った上記の行為は、外国証券業者と国内顧客間におけるFX取引を媒介する行為と認められるため、金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業(同法第2条第8項第4号に掲げる「店頭デリバティブ取引の媒介」を業として行うこと)に該当するものであり、当社が同法第31条第4項に基づく変更登録を受けることなく第一種金融商品取引業を行うことは、同法第29条に違反するものと認められる。
(2)無登録業者に名義貸しを行っている状況
当社は、金融商品取引業の登録を受けていない株式会社EAアーキテクツ(代表取締役:中戸 大修(なかと ひろのぶ))に当社の名義を使用させて、平成24年3月20日から検査基準日までの間に、338名の顧客と投資顧問契約を締結させ、日経225オプション取引の投資助言行為を行わせていた。
当社が行った上記の行為は、自己の名義をもって、他人に金融商品取引業を行わせたものであり、金融商品取引法第36条の3に違反するものと認められる。
2.以上のことから、本日、当社に対し、下記(1)については金融商品取引法第52条第1項の規定に基づき、下記(2)については同法第51条の規定に基づき、以下の行政処分を行いました。
(1)業務停止命令
金融商品取引業の全ての業務を平成26年6月6日から平成26年12月5日まで停止すること(ただし、顧客との投資顧問契約の解約業務を除く。)。
(2)業務改善命令
1) 当該法令違反による顧客に対し、適切な顧客対応を行う等、投資者保護のために万全の方策をとること。
2) 責任の所在の明確化を図ること。
3) 当該法令違反状況を直ちに是正するとともに、適切な再発防止策を講じること。
4) 金融商品取引業務(投資助言業務)を適切に行うための経営管理態勢、業務運営態勢及び法令等遵守態勢を整備すること。
5) 上記1)から4)について、具体的な改善策を1ヶ月以内に書面で報告すること。
引用元:関東財務局
半年間の業務停止命令が下されるという、かなり厳しい処分となっています。要約すると、
- 無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っていた
- 無登録業者に名義貸しを行っていた
となります。現在も業務を継続しているということは指摘内容は改善されているはずですが、何れにせよ販売会社の印象は良くありませんね。
再現性が確認できない
フリスタFXは「最大リスクは(投資)資金の5%まで」と告知されています。
含み損5%以内でトレードするというのは、FXのトレードを経験されたことがある方なら、かなりムリがある数字だと感じるはずです。
- リスクは5%
- 勝率7割でトレード
- さらにリスクリワードが、1:10
というのが、本当であれば素晴らしいトレードですが、それらの実績を確認できるものが見当たりません。
フリスタFXとCMA(チャートマスターアカデミー)の商品案内ページの特徴は、実績を確認できるデータや画像がほとんど無い。という点があげられます。
通常、FX商材の案内ページではトレード結果や実績を画像として掲載していることが多いのですが、そういった画像はほとんど使われておらず、CMA(チャートマスターアカデミー)の案内ページにある利用者の声でも、あくまで参加者の感想であってどなたも証券口座のトレード実績などを掲載されていません。
どれだけ素晴らしいトレード実績を宣伝していても、再現性が確認できなければ意味がありませんよね。
販売会社チャートマスターと過去の商材の評判がよくない
株式会社チャートマスターは、過去にいくつかのFX商材を販売しています。
・白船誕生FX
・黒船再来FX
・鬼ヶ島FX
いずれの商材もきっちり稼ぐことができた。という口コミは見当たらず、むしろ誇大広告気味である。といった口コミや評判が多い印象でした。
今回のフリスタFXでも、勝率80%のトレードを期間限定無料公開中と宣伝されているにも関わらず、具体的な手法や有益な情報は何も知ることはできませんでした。
また、繰り返しになりますが、348,000円のCMA(チャートマスターアカデミー)の公式ページの案内で、別途25,000円の月額がかかることがきちんと明記されていなかったりと、誠実なマーケティングや対応をしている販売会社とは言い難い点もおすすめできないポイントとなっています。
口コミ・評判
フリスタFXと株式会社チャートマスターの口コミを調べると、以下のようなものが見つかりました。
- 広告が誇大表現過ぎる
- 問い合わせしても返信がない
- CMA(チャートマスターアカデミー)というFX塾への入会に誘導される
やはり、悪い口コミが目立つ販売業者であると言えますね。
まとめ
フリスタFXは、当ブログではおすすめできない商材となります。理由としては、
- 含み損5%という低リスクで月利80%稼ぐというトレード手法の根拠がまったく確認できない
- 販売会社の株式会社チャートマスターが過去に行政処分を受けている
- フリスタFXに参加しても、348,000円のFX塾、CMA(チャートマスターアカデミー)に誘導されるだけでトレード手法などは何も知ることはできない
- 348,000円のFX塾、CMA(チャートマスターアカデミー)はさらに月額25,000円の費用が発生するがその点について公式ページでも案内がない
無料のメルマガ登録を促し、そこで告知していた利用者のためになる情報を与えずに自社の高額商材へ誘導する。さらには、その高額商材で発生する月額25,000円のことについては記載しない。
という、とても誠実とは言えないマーケティング手法を採用している会社の商材はやはりおすすめできません。
さらに過去のこととは言え、関東財務局から6ヶ月の業務停止処分と業務改善命令が出されている点も、大きなマイナスポイントになってしまいます。
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